解体工事・建物解体工事・ビル解体工事・舗装工事・駐車場工事・100円パーキング工事・外構工事・アスベスト除去

１．お問い合せ

石綿が含まれている材料が使用されているかどうかは設計や施工したときの図面・書類などにより推測でき、建材の種類でおおむねその発じん量のレベルの高低が推測できます、まずは事前調査を行いますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

除去前

　

２．事前調査・診断

石綿はその特性から多くの建築物で使用されていますが、主原料の種類及び製造方法などによって用途と性能が異なります。
石綿含有建材等を使用した建築物、工作物などの解体等の作業におけるばく露防止策は、石綿粉じんの発生量に応じたレベルごとに決めるもので、そのレベルの分類は解体される建材の種類・石綿の含有量などにより異なります。その内容に応じて当該石綿等の除去、封じ込め、囲い込み等の措置を行います。アスベスト除去工事には、現地調査は必要不可欠ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。

３．作業の届出（石綿障害予防規則第５条に基づく作業の届出）

ご相談内容、現地調査結果、ご予算などをふまえ御見積を作成いたします。
お客様のご確認後、届出書類の作成にうつります。所轄の労働基準監督署・役所・公官庁等に施工計画届出書、建設工事計画書等を作成し提出いたします。書類作成、提出も当社が責任を持って行いますので、お客様には、お手間はおかけいたしません。

４．作業場所の隔離（以下レベル１吹付石綿の場合）

吹き付けられた石綿等を除去する作業を行う場合は、石綿等の粉じんの発生量が多く、このような作業場所に隣接した場所で作業を行う労働者が当該粉じんに暴露するおそれがあるため、それ以外の作業を行う場所から隔離しなければなりません。当該除去作業を行う場所をビニールシートなどで覆い石綿等の粉じんが他の作業場所に漏れないようにする必要があります。

養生完了

　

５．除去作業

石綿は非常に細かく空気中に放出されると、消滅することなく長時間空気中に浮遊することになります、そのためまずは粉じん飛散抑制剤（湿潤材・硬化剤）を使用して飛散を抑えるようにします。その後けれん棒やワイヤブラシ等を使用して手作業で吹付石綿を剥離していきます。この際粉じん濃度が最も高くなるので、粉じん飛散防止剤を随時空中に散布します。また、作業中に粉じん濃度の測定を行い、室外に石綿粉じんが漏れていないかを確認します。

湿潤剤散布

アスベスト除去

６．アスベスト処理・一時集積

当日の作業終了前にほうき、ＨＥＰＡフィルター付真空掃除機等を用い作業場所の床、床壁取合の隅角部等隅々まで掃除機を掛け、石綿含有吹付材を吸い取ります。吸い取った石綿含有吹付材は作業場内で袋詰め（一重）し、その後セキュリティゾーンでさらに袋詰め（二重）密封した後一時保管場所へ運搬します。

袋詰め（一重）

袋詰め（二重）

７．搬出

廃石綿を作業場から外部へ搬出するときは廃棄物処理法に基づき特別管理産業廃棄物として、
特別管理産業廃棄物の許可業者に処理を委託し最終処分場へ搬出します。

廃棄物搬出

最終処分場へと

８．アスベスト除去完了

除去作業終了後に、最初に現場で行った大気中のアスベスト浮遊状況を確認できる『浮遊粉じん濃度測定』を行います。
除去前のアスベスト浮遊状況と、除去後の取り除かれた状況が一目瞭然に分かり、ご自身の目でハッキリとご確認頂けます。最終清掃も、もちろん行います。
『安心して暮らせる様になった！』という喜びの声を頂けるまで責任を持って最後の最後まで手を抜きません。

最終清掃

除去完了